令和5年10月文教警察企業部会県外調査
〇参加議員
山内いっとく 西村賢 日高陽一
〇調査概要
23日(月)
・北見工業大学冬季スポーツ科学研究推進センター
・アルゴグラフィックス北見カーリングホール
24日(火)
・網走市議会
・網走スポーツ・トレーニングフィールド
25日(水)
・北方領土館
〇感想等
冬季スポーツ科学研究推進センターは、2016年に設置され、アスリートの競技力向上と生涯スポーツとしての冬季スポーツの発展と地域での定着を目指している。当センターは、地域と密着し工学的視点から冬季スポーツの研究に取り組む世界的に前例のない研究組織である。カーリングホールとともに、AIやモーションキャプチャーなど様々な技術を活用し、日本を代表するアスリートの国際的活躍に直接貢献するものとして期待されている。
網走スポーツトレーニングフィールドは、昭和63年のソウルオリンピック開催を契機に、合宿誘致及び受入れを行い、交流人口の増加がもたらす地域経済の活性化及び地域スポーツの振興を掲げている。合宿事業では、無料送迎をはじめ手厚いサポートを行っている。施設の状況としては、冬場に使用できないためか、芝の状態が非常に良い。 北方領土館では、職員、元住民の孫の方に説明をいただいた。北方領土問題は、先の大戦後、78年以上が経過した今もなおロシアの不法占拠の下に置かれている我が国固有の領土である北方四島の返還を1日も早く実現するという、まさに国家の主権にかかわる重大な課題である。この問題は領土返還とともに各種権利や漁業権や法治など様々な問題がある。現在はロシア人が在住しており、交流をどのようにしていくかが喫緊の課題だと感じた。