文教警察企業 常任委員会 県南地区調査

〇参加議員
委員長: 山内佳菜子
副委員長:山内いっとく
委員:  西村賢 日高陽一 井本英雄 前屋敷恵美 斎藤了介
〇調査概要
7月4(火)
①高岡警察署 
 ②小林市教育委員会 部活動の地域移行
 ③猿瀬発電所【ダム式再開発発電所】【スマート保安実証事業(経済産業省補助事業)】
7月5日(水)
 ①日南振徳高等学校 産業教育の充実に向けた教育装置整備事業
 ②宮崎県警察航空隊
〇課題
 高岡警察署は、豪雨のたびに浸水ことが多く、令和11年度に移転建て替えが計画されている

 部活動の地域移行に関しては、小林市教育委員会では、中学校のモデル事業として取り組ん
でおり、おおむね良い方向であるが、県立高校では、慎重な意見もある。

高岡警察署
1 高岡警察署の沿革及び主な施設等
(1)警察署の沿革
 明治20年1月 宮崎警察署高岡分署を廃止し、高岡警察署を設置
 昭和41年3月 旧庁舎老朽化に伴い、現在地に新築移転
 平成14年3月 庁舎東側部分を増設(署長室、会議室等)
(2) 職員の状況
署長以下52名(内警察官46名)
(3) 庁舎概要
建設年月日 昭和41年3月27日
 経過年数  57年
 敷地面積  4,587㎡
 延床面積  982㎡
(4)交番・駐在所の設置状況
交 番 2施設(高岡、国富)
駐在所 4施設
(5)庁舎の過去の浸水被害状況
 平成元年7月28日 台風11号 駐車場冠水
 平成2年9月20日 台風19号 庁舎床上浸水
 平成2年9月29日 台風20号 庁舎床上浸水
 平成16年8月30日 台風16号 駐車場冠水
 平成17年9月6日 台風14号 庁舎床上浸水
 平成28年9月20日 台風16号 駐車場冠水
 平成30年9月30日 台風24号 駐車場冠水

小林市教育委員会 部活動の地域移行
1 事業の目的
子供たちにとって望ましい持続可能な部活動及び競技力の向上と学校の働き方改革の両立を
実現
2 事業の内容
これまでの学校の教職員による指導に替わり、地域の経験者等が部活動の指導を行う「地域
部活動」の体制を、市内中学校でモデル校を指定し、休日の部活動から段階的に試行する取
組。令和4年度は小林中学校、三松中学校、細野中学校において、令和5年度はさらに中学校
を増やし、運動部だけではなく文化部においても実践研究を行う予定である。
(1) 事業名
小林市地域部活動推進事業
(2) 総事業費
1,478,298円
(3) 事業主体
小林市教育委員会

猿瀬ダム【ダム式再開発発電所】
1 事業の目的
猿瀬発電所は、宮崎県が昭和39年に実施した大淀川総合開発事業(岩瀬ダム、岩瀬川発電所の
建設)により廃止となった九州電力の旧岩瀬川第二発電所の取水堰を有効活用し、ゴム引布製
起伏堰にて嵩上げを行い、再開発を行った発電所である。
2 事業の内容
(1) 事 業 期
(2) 総 事 業
3 発電所概要
(1) 所 在
(2) 水系河川名 大淀川水系岩瀬川
(3) 発 電 形 式 ダム式(流れ込み式)
(4) 最 大 出 力 1,700kW
(5) 最大使用水量 22.0m3/s
(6) 最大有効落差 9.6m
【スマート保安実証事業(経済産業省補助事業)】
1事業の目的
経産省は、IoTやAI等の新技術を活用し、産業インフラの安全性・効率性の維持・向上を図る
スマート保安の取組を促進する中、企業局においてもスマート保安の先進的な取
組を積極的に進めるため、経産省補助事業を活用し官民連携による共同事業に取り組むもの
である。従来の現場巡視(ヒトの五感)から3Dモデルや自走式ロボット、ネットワークカメラ
などの遠隔巡視(モノの記録)で「見える化」する実証を行った。
2事業の内容
(1) 事業期間  令和4年度
(2) 総 事 業 費 約53百万円(補助率2/3)
(3) 共同事業者  NES株式会社(富山市)、三桜電設株式会社(延岡市)、宮崎県企業

日南振徳高等学校 産業教育の充実に向けた教育装置整備事業
(1)事業の目的
地域の産業を支える職業人を育成するため、専門高校にデジタル化対応 産業教育装置を整備
して最先端の職業教育を行う
(2)事業の内容
①事 業 名 産業教育の充実に向けた教育装置整備事業
②総事業費 110,822千円(全体2,000,000千円)
(3)整備した装置
・空調装置(設置工事)
・製菓・製パン機器(設置工事、電源工事)
・農場ICT教育用LANシステム(設置工事、電源工事)
・園芸栽培環境センシング(設置工事)
・金属検出装置(設置工事、電源工事)
・スマート介護実習室の整備
・マシニングセンタ(設置工事)
・高電圧試験装置(設置工事)
・CAD/CAMシステム(ケーブル敷設工事)
・NCフライス盤(設置工事)
・高性能PC端末を配置した「情報ソリューション科」実習室(電源工事)
・高性能PC端末を配置した「商業マネジメント科」実習室(電源工事)
・食品急速冷凍機(設置工事、電源工事)
・高性能PCドローン画像解析システム(設置工事、電源工事)

宮崎県警察本部 警察航空隊
1 航空隊の任務
宮崎県警察航空隊は、警察ヘリの機動力を生かして、「災害その他の場合における警備実施
」を主たる任務とするほか、その他の警察業務の支援として、通信指令課やパトカーと連携
し、上空からのパトロール、事件・事故発生時の情報収集、山岳遭難発生時の捜索救助活動
を行っている。
2 航空隊の沿革、施設概要
(1)発隊、変遷
平成2年4月 航空隊発隊(航空自衛隊新田原基地で運航開始)
 平成4年3月 空港敷地内に航空隊基地完成、移転
 平成23年3月 現有機(2代目)に更新
 令和3年8月 生 活 安 全 部 (地域課)か ら 警 備 部 (警備第二課)へ 事 務 移 管
(2)体制
航空隊長以下7名(隊長、操縦士3名・整備士3名)
(3)航空隊基地
所 在 地 宮崎市大字赤江無番地
建設年月日 平成4年3月25日
敷 地 1,575.98m²(477.6坪)
3 警察ヘリ「ひむか」の概要
(1) 型式
 小型双発ヘリコプター(ユーロコプター式EC135T2+型)
(2) 寸度
 全長:12.10m 全幅:10.20m 全高:3.51m
(3)主要装備品
 ○ ヘリコプターTV伝送装置
 ○ 救助用ホイスト装置(吊上げ能力230kg ケーブル長50m)
 ○ 拡声用スピーカー装置(600W)
 ○ 夜間投光装置(800W)

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