令和5年6月 建設業協会との意見交換会
概要
6月12日に建設業協会との意見交換会を行い、以下の要望がありました。
1 令和6年度公共事業当初予算の増額確保と国土強靭化5か年加速化対策の着実な推進
並びに令和8年度以降の新たな国土強靭化対策について
①令和6年度公共事業予算の安定確保と本県への優先配分
②「防災・減災 国土強靭化5か年加速化対策」の着実な推進
③令和8年度以降の新たな国土強靭化対策の早急に具体化
2 働き方改革に向けた諸経費と設計労務単価の引き上げについて
①諸経費の見直しや過去の水準に回復していない職種の設計労務単価の引き上げ
②人材への投資を積極的に行い、新3K(給与・休暇・希望)を実現するため、品確法
の理念に基づく適正な利潤の確保できる対策
③適正な利潤を確保するため、最低制限価格の引き上げ
3 発注時期と施行時期の平準化、適正な工期の設定並びに受注機会の確保について
①年間を通し安定した工事受注ができるよう、そして、計画的な施行体制のもと週休2
日に取り組めるよう発注時期と施行時期の平準化と適正な工期の設定
②総合評価落札方式は実績重視で受注の偏りが見受けられるため、建設業が地域の町医
者として存続し災害対応空白地域が発生しないよう会員企業の受注機会の確保と会員
企業であることのメリットの付与
4 資材高騰による適切な設計単価への反映について
①適正な利潤を維持し物価上昇のタイムラグによる損失を抑制するため、迅速かつ柔軟
な見積もり対応と設計変更
②単品スライドは手続きが煩雑で中小建設業は手続きを諦めることが多いため、手続き
の簡素化と1%の業者負担の撤廃